弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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猫の好物

猫の好物_b0206085_0494130.jpg

事務局Hです.
この間テレビを見ていたら,興味深い猫の話をしていました.

猫の好物といえば,私たち日本人は「魚」と答えると思います.
サザエさんのオープニングテーマにも「お魚くわえた野良猫追いかけて」という歌詞があるように,昔から魚は猫の好物の一つであるという認識があります.

私も,猫は魚やおかかが好きと思っていて,猫は和食を好む味覚だと思っていたのですが,イタリア人に猫の好物を聞くと「パスタ」と答えるそうです.

古代から猫は人間の生活に近いところにいたので,人間の食事を分け与えられることが多く,そのため,その土地でよく食べられるものが好物というイメージが定着したようです。
確かに,日本の食卓に魚は欠かせませんし,イタリアでは様々な種類のパスタが食卓にのぼりますものね.

余談ですが,「ネズミはチーズが好き」というのは間違いだそうです.
私自身,小学生のとき,国語の教科書に載っていた,「アナトール,工場へ行く」というネズミ(アナトール)がチーズ工場に忍び込む話を読んで以来ずっとそう思い込んでいましたが,ネズミはむしろチーズのような強い香りを嫌う傾向にあるそうです.

事務局H
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by medical-law | 2011-01-13 00:50 | 日常

村上春樹さんの誕生日

村上春樹さんの誕生日_b0206085_12563167.jpg

今日1月12日は,作家村上春樹さんの誕生日です.
「バースデイ・ストーリーズ」を読み直してみましょうか.

村上さんの小説は,出版される都度買って読んできました.
私とはほぼ4歳の開きがあるため,音楽経験などにちがいがあり,あと4年早く生まれたかったと思うことすらありました.

映画「ノルウェイの森」は,見たくもあり,とても迷いましたが,見に行かないことにしました.
山川直人監督の「100%の女の子」「パン屋襲撃」や市川準監督の「トニー滝谷」はよかったのですが,以前映画化された長編作品を見てがっかりしたことがあるからです.映画としてよい作品でも,自分のなかでつくられたイメージとかけはなれていると,うけいれにくいように思います.

Norwegian Woodは,アルバムRubber Soulの中の曲です.
マネージャーのブライアン・エプスタインが多量のアスピリンで1967年に死亡するまでのビートルズは,一番ビートルズらしいビートルズでした.
私は高1のとき親元を離れ下宿していたのですが,同じ下宿の大学生はビートルズのコピーバンドをつくっていました.

私の高校の生徒会執行部室には,廃部になったクラシックファンクラブから引き継いだステレオがありました.高3の頃はビートルズよりサイモンとガーファンクルのレコードがかかっていました.ビートルズ解散の判決が確定したのは,私が高校を卒業する1971年3月でした.その年はなぜか卒業式はありませんでした.そんなことを思い出しました.

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-12 02:48 | 趣味

B型肝炎訴訟,札幌地裁和解案提示

B型肝炎訴訟,札幌地裁和解案提示_b0206085_18543529.jpg

B型肝炎訴訟で和解案、未発症50万…札幌地裁」と読売新聞は報じました.

 「乳幼児期の集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染したとして、患者らが全国10地裁で国に損害賠償を求めているB型肝炎訴訟で、札幌地裁の石橋俊一裁判長は11日、和解協議で国側、原告側双方に和解案(所見)を示した。
 最大の争点だった未発症の持続感染者(キャリアー)の救済については1人当たり50万円、発症者には1250万~3600万円の和解金を、それぞれ支払うよう国に求めた。国側と原告側の主張の中間ラインを提示し、歩み寄りを促す内容で、18日の次回協議で双方の意見を求める。
(2011年1月11日18時05分 読売新聞)」

 肝炎は(金額はともかく)被害者である未発症感染者への賠償なしではすまない話なのです.
 感染していても未だ発症していないから賠償しなくていい,という国の考え方は,裁判所には通用しないということなのです,

 谷直樹
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by medical-law | 2011-01-11 18:32 | 医療事故・医療裁判

亀戸天神へ初詣

亀戸天神へ初詣_b0206085_17443513.jpg

事務局Hです.
NHKの「ゆく年くる年」で取り上げられていた亀戸天神に初詣に行って来ました.
3日に行ったのですが,写真のとおりの混雑で,警備員の方々による誘導が行われていました.
そのうえ,不況のせいなのか,手を合わせたまま1分以上動かない方も多く,行列は遅々として進みませんでした.

私もたくさんお願いごとをして,おみくじを引きました.
小銭の都合で2円しかお賽銭を入れられなかったので,2円では神様は動いてくれないかな・・・と少し不安ではありますが,しっかりと神頼みもしたので,あとは自身の努力あるのみです.
また,今年は年女ということで,記念に絵馬を書きました.
ちなみにおみくじは小吉.人に助けてもらう1年になるそうです.

初卯祭は明日1月12日,うそ替え神事は1月24日・25日です.
鷽(うそ)は,太宰府天満宮のお祭りの時害虫を駆除したことで天神様とご縁があり,鷽の字が學の字に似てることから学問の神様である天神様とのつながりが深いと考えられているそうです.

今年もよろしくお願いいたします.

事務局H
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by medical-law | 2011-01-11 17:44 | 日常

イレッサ訴訟,原告側が和解勧告受け入れ

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イレッサ訴訟の原告側は,今日,京都で原告弁護団総会を開き,和解勧告を受け入れることを決めました.
国・製薬企業も和解勧告に応じ,長かったイレッサ訴訟を終結すべきでしょう.
真摯な謝罪と被害者への賠償,そして抗がん剤の副作用被害救済制度創設が必要です.

読売新聞の「『イレッサ」』訴訟、原告側が和解勧告受け入れ」は,次のとおり報じています.

「肺がん治療薬『イレッサ』(一般名・ゲフィチニブ)の服用後に死亡した患者の遺族ら計15人が、国と輸入販売元の製薬会社「『アストラゼネカ」(大阪市)に計約1億8000万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京、大阪両地裁の原告側が10日、京都市内で合同総会を開き、7日に示された両地裁の和解勧告を受け入れ、和解協議に応じることを決めた。

 勧告に対する裁判所への回答期限は28日で、今後は被告側の対応が焦点になる。

 この日の総会ではほかに、原告全員の救済や、被告の謝罪や抗がん剤の副作用被害救済制度の創設――などを協議で求めることを確認。こうした意向を12日に両地裁に伝えるという。

 総会終了後の記者会見で、原告で『イレッサ薬害被害者の会』代表の近沢昭雄さん(67)は『被告が早く和解のテーブルに着くことを望む。どうすればがん患者が安心して薬を服用できる社会になるかを考えながら、話し合っていきたい』と語った。

(2011年1月10日19時45分 読売新聞)」

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-10 22:21 | 医療事故・医療裁判

箱根駅伝

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事務局Hです.
私のお正月の楽しみといえば,やはり箱根駅伝です.
実家が国道1号線の近くにあるため,幼い頃から毎年箱根駅伝は見ていました.
幼い頃はどこの大学にも思い入れがなかったため,区毎に応援する大学が変わったりもしましたが,箱根駅伝に毎年出場している大学に入学して以来,母校を応援しています.

今年の箱根駅伝は,最後まで各大学のタイムがあまり開かなかったため,ラストスパートはまるで短距離走のようでハラハラしました.
シード権争いは,残された3つの枠をめぐって4大学が激闘し,ゴール直前で集団のトップを走っていた國學院大学がまさかのコースアウト.あわやシードを逃すか,と思いましたが脅威の追い上げでなんとかシードを獲得し,見てるこちらも手に汗握る展開でした.

私の母校は,首位を狙うわけでもなく,シードを争うわけでもないほどほどの順位を守っていたので,あまり実況に触れられることもなかったのですが,それでもラストスパートで併走していた大学を突き放しました.
淡々とゴールを目指し,やるべきところは決める(けれどあまり周囲から注目されない)ところが,母校らしくて嬉しかったです.

今年は数年ぶりに沿道に出ず,テレビで応援をしていたのですが,やはりゆっくりと家のテレビで見るのが一番だな,と思いました.

事務局H
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by medical-law | 2011-01-10 10:14 | 日常

イレッサ訴訟,朝日と毎日の社説

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◆ 朝日新聞社説

朝日新聞は,1月8日,「イレッサ訴訟―和解に向け、協議進めよ」という社説を掲載しました.

「イレッサの場合、死者の数は他の抗がん剤と比べても極端に多い。発売から2年半後に使用方法が制限されると、被害は急速に減った。製造から承認、医療現場への周知、市販後の追跡と監視。それぞれの局面で省みるべき点があったのは疑いない。」

 「薬害肝炎を機に厚労省に置かれた検証委員会は昨年、医薬品行政の見直しや企業のあり方について提言をまとめた。内容は多岐にわたるが、それらを貫くのは生命・健康の尊重であり、被害の予防を何よりも優先させて迅速に対策を講じなければならないという、至極当然の考えである。

 よく効く半面、使い方を誤れば副作用も強い。そんな新しい抗がん剤はこれからも登場するはずだ。がん治療薬を対象外としている現在の健康被害救済制度や、専門医の養成についても検討を深める。提言の精神を生かし真摯(しんし)できめ細かな対応こそ、多くの被害者に対するせめてもの報いである。」
とまとめています.

◆ 毎日新聞社説

毎日新聞は.1月9日,「薬害イレッサ訴訟 がん患者の命の重さ」という社説を載せました.

「イレッサの承認や安全対策に携わった医師の中に自ら関係する大学やNPOに同社から多額の寄付金を受けたり、同社主催の講演会などに関係していた人がいたことが裁判で明らかにされた。企業との経済関係が医薬品の評価をゆがめるおそれがあることは以前から問題にされており、国内外の医療指針などで『利益相反関係』を排除すべきだと指摘されている。イレッサの承認審査にどのような影響があったのか、なかったのか徹底した検証が必要だ。

 抗がん剤の市場は6000億円以上で、医薬品の中で突出して大きい。イレッサも毎年130億円以上を売り上げている。その一方で、製薬各社の拠出金で運営されている医薬品副作用被害救済制度では、がん患者を対象から外している。がん患者は薬の副作用で亡くなっても仕方がない、とでも言うような扱いだ。

 『肺がん患者に残された時間は本人と家族にとって極めて貴重である』。和解勧告の詳しい内容は明らかにされていないが、裁判所はそう指摘したという。がん患者の命の重さをもう一度考える機会にしたい。」
とまとめています.

イレッサにも,他の薬害訴訟で指摘されたのと共通の問題があります.
薬害を根絶するために,医薬品行政の再構築が必要です.

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-09 13:54 | 医療事故・医療裁判

B型肝炎訴訟,11日の札幌地裁の所見を前に

B型肝炎訴訟,11日の札幌地裁の所見を前に_b0206085_1736374.jpg

昨日,仙谷官房長官,細川厚生労働大臣,野田財務大臣が協議し,症状が出ていない原告(未発症感染者)は救済の対象にしないという国の方針を確認したそうです(NHKニュース「肝炎救済訴訟 国は方針を変えず」).
原告団・弁護団は,今日,札幌・東京・静岡・金沢・大阪・広島・福岡などで「納得のいく解決策を」などと訴え,街頭行動を展開したそうです(47NEWS「B型肝炎で一斉アピール『納得できる所見を』」).

原告の約2割は未発症感染者です.全員救済でなければ,B型肝炎訴訟は解決しないことを,国は分かっていないようです.

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-08 17:47

6匹の元気な金魚たち

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実家には6匹の金魚がいます.
私が小学4年生の時に,子ども会のお祭りの金魚すくいから2匹持ち帰ったのが飼い始めたきっかけでした.
出目金と和金でしたので,「ぎょぴちゃん」「きんちゃん」と呼んで可愛がっていましたが,次の年に母がもう1匹入れたところ,繁殖して家族が増え,見分けが付かなくなってしまったので,今はまとめて「きんちゃん」と呼んでいます.
ぎょぴちゃんは1匹だけ出目金だったせいか,苛められたのか,すぐに弱って死んでしまいました.

お祭りの金魚は弱く,すぐに死んでしまうといいますが,我が家のきんちゃん達はもう13年ほど生きています.
帰省や旅行で3日ほど餌を与えなくても,何故か元気に泳いでいます.
常に軽い飢餓状態においていることが,彼らを強くしたのでしょうか.
初めは小さかった体も,小型の鯉かと思うほど大きくなりました.

「私が世話をするから,飼っても良いでしょ?」というのは,動物を飼いたい子どもの常套句ですが,大抵はすぐ世話をしなくなってしまうものだと思います.
私も例に漏れず,初めは父と一緒に世話をしていましたが,次第に,水槽の水換えをする父の横を素通りするようになり,餌やりも父の仕事になりました.
「どうせすぐ世話しなくなるんだから」という親の言葉は,真実でした.

父の愛情のおかげで,環境が整えられた大型の水槽で優雅に泳ぐきんちゃんたち,いつまでも生きていて欲しいなぁと思います.
たまに実家に帰ったときに玄関の水槽で出迎えてくれるきんちゃんたちがいなくなったら・・・と思うと寂しいです.

事務局H
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by medical-law | 2011-01-08 13:20 | 動物

「イレッサ訴訟で和解勧告」

「イレッサ訴訟で和解勧告」_b0206085_20453310.jpg

東京地裁と大阪地裁は,被告国と製薬企業に責任があるとして,和解を勧告したそうです.

18時のNHKニュースは,つぎのとおり,伝えました.

イレッサ賠償訴訟 和解を勧告1月7日 18時0分

重い副作用が相次いだ肺がんの治療薬「イレッサ」の投与を受けて死亡した患者の遺族らが、国と製薬会社アストラゼネカに損害賠償を求めている裁判で、裁判所は「国と製薬会社には、患者らの救済を図る責任がある」と指摘し、原告と被告の双方に和解を勧告しました。

6年前に始まった裁判で、国と製薬会社は全面的に争う姿勢を示してきましたが、東京地裁と大阪地裁は、7日午後、原告と被告の双方に和解を勧告しました。勧告の中で裁判所は「製薬会社がイレッサの重い副作用を警告する情報を出した平成14年10月より前に投与を受けたケースでは、国と製薬会社は救済を図る責任がある」と指摘したうえで、国などに対して和解金を支払うなどして裁判を解決するよう求めています。原告と被告は、28日までに和解勧告を受け入れるかどうか、裁判所に回答することになっています。イレッサは、9年前に日本で世界に先駆けて承認されましたが、副作用によるとみられる肺炎などによって患者が死亡するケースが相次いで報告され、厚生労働省によりますと、去年9月末までに819人が死亡したということです。31歳の次女がイレッサを服用して死亡した原告団の代表の近澤昭雄さん(67)は、記者会見で「和解勧告がようやく出てほっとしています。国や製薬会社は、がん患者の命の重さを理解して救済に向けて勧告を受け入れてほしい」と述べました。また弁護団は「国や製薬会社の責任を明確に認めた点で画期的だ」と評価したうえで、「国や製薬会社とは、原告以外の患者も含めて全員が救済されるよう協議していきたい」と述べました。一方、大阪・北区の製薬会社「アストラゼネカ」は、和解勧告について「勧告内容を吟味したうえで決定したいと考えています」というコメントを出しました。」

この訴訟のだいぶ前になりますが.私は,イレッサを服薬し,間質性肺炎で亡くなった方のご遺族から,急激に悪化した経緯,良かれと思いイレッサを勧めた複雑な心中をなど聴かせていただいたことがあります.アストラゼネカは,藁にもすがる思いのがん患者と家族に対し本当に酷なことをするものだ,と思いました.

安全性の確認を怠り,副作用のない夢の新薬として売り出した製薬企業アストラゼネカの責任は大きく,また,それを容認した国の責任も大きいものといわざるをえません.さらに,イレッサを擁護し続ける医学・薬学研究者の姿勢も疑問と思います.
819人が死亡したイレッサ薬害については,「抗がん剤の副作用一般」の話に矮小化することはできないでしょう.

2月25日に大阪地裁で,3月23日に東京地裁で,それぞれ判決が予定されていますが,和解で解決することで,イレッサ薬害死を無駄にすることなく,真摯な謝罪,損害賠償,抗がん剤による副作用死を対象にした被害救済制度の創設などにつなげてほしいと思います.

谷直樹
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by medical-law | 2011-01-07 20:33 | 医療事故・医療裁判