弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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高知県の病院,ガーゼ残置(報道)

共同通信「高知で体内に18年間ガーゼ 県立病院」(2013年1月31日)は,次のとおり報じました.

「高知県立幡多けんみん病院(同県宿毛市)は31日、県内の60代女性の体内にガーゼが放置されているのが見つかり、摘出したと発表した。1994年の手術で使用し除去を怠り、18年間放置されていたとみられる。同病院は「女性にガーゼが原因の体調不良などはなかった」と説明している。

 同病院事務部によると、女性は昨年8月に外来を受診。CT画像にガーゼの影が映っており、同10月に摘出手術をした。94年の手術中、ガーゼ枚数の確認に誤りがあったと考えられるという。

 ガーゼの放置された場所などに関し、病院側は「女性の意向」として非公表とした。」


報道の件は私が担当したものではありません.
現在は,ガーゼカウンターなど使用しているのでしょうか.

谷直樹

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by medical-law | 2013-01-31 18:53 | 医療事故・医療裁判

歯科医院倒産の裏には・・・

タレントを使い派手に宣伝していた歯科医院が倒産し,治療費を前払いした患者が被害を受けるという事態がおきています.

NET-IB NEWS「歯科医倒産の裏には暴力団の影」(2013年1月30日)は,次のとおり伝えています.

「金融機関も歯科医の開業への融資は慎重だ。いや実際は敬遠するようになってかなりの時間が経過している。では、派手な宣伝をしている歯科クリニックは、どのように金を工面しているのか? 取材の過程で、歯科医師の間で語られる噂話を耳にした。≪派手な宣伝資金の出所は暴力団だろう?≫というのだ。」
 
「最近の実例であるが、早良区一等地で5,000万円の資金を投入して開業した。6カ月で敢え無く倒産して、その歯科医師は東京に逃げたそうだ。逃げたというより借金のカタに東京に飛ばされ、働かされて返済を強いられているのだという。
この道30年のある歯科医師は、次のように断じる。「少なくとも我々の1割の200人は経済破綻者だ」。

 世間知らずの歯科医師たちは、相手の素性も確かめもせずに安易に借入する。そして易々とヤクザ金融の毒蜘蛛の網にかかる。網にかかった歯科医達はあちこちに飛ばされて稼がされて大半を借金返済に充当される。タコ部屋に叩き込まれたようなものである。
 歯科医師の行政登録の管轄は各県単位である。例えば佐賀市(管轄佐賀県)で失敗すれば日田市(大分県)に逃げて開業できる。ここでまたまた行き詰まれば福岡市(福岡県)でも開業可能である。資金のバックアップは心配ない。」



ヤクザ金融の網にかかった歯科医もお気の毒ですが,歯科クリニックが倒産し,歯科医が他県に逃亡すると,前払い金を返還させ,医療過誤に基づく損害賠償金を支払わせることが難しくなります.派手な宣伝には要注意です.


谷直樹

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by medical-law | 2013-01-31 04:44 | 医療

WHO元事務局長中嶋宏さん御逝去

WHO元事務局長中嶋宏さんが,2013年1月26日,84歳で御逝去されました.心から御冥福をお祈りし,謹んでお悔やみを申し上げます.
中嶋宏さんには,以前来日した際に個人的にお会いし,WHOのタバコ対策についておうかがいしたことがあります.

1997年のWHO事務局長のメッセージを,あらためてご紹介いたします.

"United for tobacco-free world" ~手をつなごう! タバコのない世界を目指して~

 タバコが健康に様々な悪い影響を与えることが明らかにされてから40年以上がたちました。その科学的証拠はまたたく間に積み上げられ、タバコが膨大な死亡と障害をもたらすことは、もはや疑う余地がありません。タバコ製品は20世紀の半ばからこれまでに先進国だけでも6000万人以上の人命を奪いました。この先30 年間、タバコ消費が大きく減らなければ、毎年世界中で1000万人がタバコによって殺され、その7割は発展途上国が占めることになります。このような人災による膨大な死亡は、全世界の保健上の緊急事態となっています。この病災の流行をくいとめるには、効果のある保健対策をすみやかに実行しなくてはなりません。

 しかし、タバコの流行をくい止めることは、病気の流行をくい止めるようにはいきません。タバコには、健康を守るための対策を無効にするために莫大な金をつぎ込むロビイストや世論工作の専門家が味方についています。さらに、一般市民はタバコの害を実際より小さく見積もっており、この傾向は市民の健康を守り増進する責任を負う保健専門家の中にさえ見られます。このようなわけで、甘いままのタバコ規制が続き、タバコ規制をやろうと思えばできる立場にある人々の多くが効果のある対策を実行せずにきたのです。

 その一方で、幸いなことに、タバコ規制の分野で賞賛すべき成果を上げた自覚的な個人、団体、政府が世界中に増えてきました。このような努力によって、無数の人々や社会が早死にから救われ、よりよい生活の質を手に入れることができたのです。これらの実例により、社会全体の健康をよりよい方向に変えることが可能であることが証明されました。

 問題が深刻なら解決策もしっかり立てる必要があります。タバコはあらゆる個人と社会をむしばみなす。幾百万人がタバコにより早死にし、さらに幾百万人がタバコ関連疾患に苦しみます。タバコを吸う友人、肉親、同僚を持つ非喫煙車は彼らをタバコのために失う危機にさらされています。また環境タバコ煙を強制的に吸わされて、深いな目にあい、健康を損ねるだけでなく命までも奪われる非喫煙者がいます。政府はタバコ関連疾患の治療のために何十億ドルも失い、さらにタバコによる早死にで何十億ドルもの生産損失を被ります。

 この病災を一個人、一組織、一国の力だけでくい止めることはできません。総合的で持続的なタバコ対策を実行するには幅広い世論の支持が必要です。社会のあらゆる分野の力がWHOと結びつき、「タバコのない世界を目指して手をつなぐ」ならば、タバコという厄災をなくすことができるでしょう。

WHO事務局長 中嶋 宏



谷直樹

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by medical-law | 2013-01-30 21:42 | タバコ

医療事故と医療過誤

医療事故と医療過誤の概念については,いろいろな考え方があります.

私は,次のように考えています.

(1)不可抗力によるものと(2)過失によるもの(negligence)が「医療事故」(medical acccident)です.
(2)過失によるもの(negligence)と(3)故意によるもの(intention)をあわせて「医療過誤」(medical malpractice)と言います。
つまり,「医療過誤」とは,訴訟により法的賠償責任を問われる医療行為と理解しています.

negligenceとintentionは異なりますが,民法709条は「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」として故意と過失をあわせた条文になっています.
民法415条は,「債務者がその債務の本旨に従った履行をしないときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる。債務者の責めに帰すべき事由によって履行をすることができなくなったときも、同様とする。」と定めています.この「債務者の責めに帰すべき事由」には過失のみならず故意も含まれます.

いわゆる安楽死,患者虐待など故意によるものが実際に起きていますし,故意によるもの(intention)も訴訟により法的賠償責任を問われる医療行為ですから,「医療過誤」に含めるのがよいと考えています.


谷直樹

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by medical-law | 2013-01-30 14:15 | 医療事故・医療裁判

風疹流行,妊娠中の風疹感染で先天性風疹症候群(CRS)6例報告

「風疹(rubella)は、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児にも感染して、出生児に先天性風疹症候群 (CRS)と総称される障がいを引き起こすことがあります。」
国立感染症研究所のサイトより)

風疹の予防接種が女子中学生のみを対象に行なわれていた時期があり,成人男性は風疹に感染し易くなっています. 平成23年度の感染症流行予測調査によると,30代から50代前半の男性の5人に1人が,20代の男性は10人に1人が風疹の免疫をもっていなかった,とのことです.
また,すでに風疹にかかったとの記憶のある人達に血液検査を行ったところ,約半分は記憶違い,または風疹に似た他の病気にかかっていたという調査結果もあるそうです.
そこで,国立感染症研究所は,風疹の予防接種を受けたことがない成人男性に可能な限り早く接種を受けるよう勧奨しています.

「男性が風疹にかかると、妊娠中の女性が近くにいた場合、風疹をうつし、その赤ちゃんが先天性風疹症候群となって生まれる可能性があります。
自分と家族、そして周りの人々を風疹とその合併症から守り、生まれてくる赤ちゃんを先天性風疹症候群から守るためにも、これまで風疹の予防接種を受けたことがない場合は、成人男性でも可能な限り早く接種をうけるようにして下さい。」

(国立感染症研究所「風疹Q&A(2012年改訂)」)

NHK「風疹が首都圏を中心に流行」(2013年1月29日)は,次のとおり報じました.

「妊娠初期の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が出るおそれがある「風疹」が、首都圏を中心に流行しています。
ことしは、過去5年間で患者の数が最も多かった去年を上回るペースになっているため、専門家は、特に妊娠を希望している女性とその周りの男性に対して、予防接種を受けるよう呼びかけています。

風疹は、発熱や発疹、リンパ節が腫れるなどの症状が出る感染症で、妊娠初期の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんが心臓や耳、目などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあります。
国立感染症研究所によりますと、去年10月から今月にかけて埼玉や大阪、兵庫、香川で生まれた合わせて6人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたということです。
風疹は去年の春以降、関東や関西を中心に大流行し、去年1年間の患者数は2353人と、すべての患者数の報告を集める今の統計方法になってからの5年間で最も多くなりました。
そして、ことしは、去年を上回るペースで流行していて、今月20日までの1週間に新たに風疹と診断された患者は44人で、去年の同じ時期の8人と比べて5倍以上となっています。
都道府県別では東京が22人と最も多く、埼玉が6人、神奈川が5人などと首都圏を中心に流行しています。
また、患者の8割近くは男性で、その多くが子どものころ予防接種の対象外だった20代から40代です。
国立感染症研究所の多屋馨子室長は「去年の今頃は1週間に数人の報告だった。風疹は春先から夏にかけて流行するので、ことしは今後どんどん患者が増えていく可能性がある。妊娠を希望する女性と周りの男性は予防接種を受けてほしい」と話しています。」



谷直樹

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by medical-law | 2013-01-30 03:33 | 医療

弁護士の犯罪防止とカルパの導入

日本弁護士連合会(日弁連)は,2013年1月18日,「弁護士の一連の不祥事に関する理事会決議」を発表しました.

「当連合会は、一連の事件に対する厳正な処置と原因究明を徹底します。また、原因究明の結果を踏まえ、今後弁護士がこのような不祥事を起こさないための再発防止に全力を尽くします。この点では、全国の弁護士に対してより一層の綱紀粛正と倫理の確立を求めるほか、預り金管理の方法、市民窓口との連携、さらに弁護士会の所属弁護士に対する指導監督のあり方などを含む改善・改革の方策について、当連合会内にプロジェクトチームを編成して検討しており、同チームの答申を得て直ちに不祥事発生防止策を実行に移します。」

一連の事件は,不祥事というより,もはや犯罪です.
しかも,決議後も弁護士の犯罪が報じられています.

古くから議論がありますが,早急にカルパを導入すべきと思います.
弁護士会の管理の下に設けられた弁護士預かり金口座をカルパと言い,フランスでは,裁判等を通じて授受される金銭の決済について,弁護士はカルパを通じて行うことが義務付けられています.
もちろん,これだけで,弁護士の犯罪がすべて防止できるものではありませんし,根本的な解決にはなりませんが,弁護士の犯罪の一部を防止できると思います.

谷直樹

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by medical-law | 2013-01-29 18:15 | 弁護士会

植込み型除細動器・ペースメーカリード「アイソライン2CR」と「アイソライン2CT」の自主回収

日本ライフライン株式会社は,2013年1月28日,植込み型除細動器・ペースメーカリード「アイソライン2CR」と「アイソライン2CT」(平成20年4月~平成25年1月販売)の自主回収に着手しました.「回収対象となる商品は全て特定されておりますので、医療機関に対して速やかに情報提供を行うとともに商品の回収を実施いたします。」とのことです.

厚生労働省福祉保険局の「医療機器自主回収のお知らせ」によれば,「健康被害は,これまでに国内で2例発生していますが,リードを交換し,現在は回復されています。」とのことです.

同社のサイトでは,国内での健康被害発生についてはふれず,回収の理由等について次のとおり記載しています.

「3. 回収理由および原因
 海外製造元において、世界で植込まれた13,500本の当該商品の内、不具合の発生が疑われた30本の商品を分析した結果、除細動コイル下の内部絶縁被膜損傷が確認されました。絶縁被膜に損傷が生じた場合、不適切な治療が引き起こされる可能性があることから、弊社では患者様の安全を第一に考え、出荷済み商品の全品回収を決定いたしました。 」


「アイソライン2CR」と「アイソライン2CT」は,ソーリン・グループ・イタリア社の製品ですが,ソーリン・グループ株式会社ではなく,日本ライフライン株式会社が販売していました.日本ライフライン株式会社は,製造元のソーリン・グループ・イタリア社による分析結果をまって回収を判断したのでしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2013-01-29 06:40 | 医療

有田市立病院,結核菌の培養検査で陽性と出ながら,結核患者として対応せず(報道)

読売新聞「結核陽性 患者に伝えず」(2013年1月29日)は,次のとおり報じました.
 
「有田市立病院(有田市宮崎町)が結核検査で陽性となった90歳代の男性に結果を伝えないまま、昨年2月から数か月間、診察を続けていたことがわかった。男性は別の医療機関の検査で結核が発覚し、12月頃に亡くなった。同市立病院の担当医は、保健所に連絡するなど、一部の必要な予防措置をとらなかったが、同室の入院患者や家族らへの感染はなかったという。

 男性は昨年1月下旬、肺炎の疑いで入院。結核菌の培養検査も実施したところ、2月下旬になって陽性との結果が出た。

 ただ、検査担当者から連絡を受けた男性主治医が感染症法に基づく保健所への届け出をせず、既に退院していた男性にも連絡しなかった。同病院は「主治医は、電話で聞いたので(対応が)あいまいになってしまったと説明している。反省しており、再発防止に努めたい」としている。

 男性はその後も入院したり、通院したりした上、検査結果を記した書類がカルテに張られていたが、主治医らは男性を結核患者として、対応をしなかった。

 男性は8月、せきや微熱を訴え、別の医療機関を受診。結核が発覚したため、専用病床がある美浜町内の病院に入院したが、12月頃に亡くなった。同市立病院は「死亡原因は結核ではないと聞いている」としている。

 公益財団法人「結核予防会結核研究所」(東京都)の加藤誠也副所長は「思い込みがあると起きるミス。結核は進行すると感染力が強くなるので、患者への連絡ミスが起こらない体制づくりが必要だ」としている。」


患者が別の医療機関を受診しなかったら,最後まで結核が見過ごされたままだったかもしれません.

主治医に結核菌陽性という認識がなかったため,患者にも保健所にも伝わっていなかったのですが,主治医が,検査担当者から陽性の報告を聞いていながら,また,カルテに検査結果が貼られていながら,結核として対応していなかったのは,どうしてでしょうか.報告をきちんと聞いていなかった,カルテを見ていなかった,ということなのでしょうか。


谷直樹

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by medical-law | 2013-01-29 06:07 | 医療事故・医療裁判

にんにく卵黄との因果関係が疑われる薬物性肝障害,サプリメント連用中に発症したインスリン自己免疫症候群

いわゆる健康食品との因果関係が疑われる健康被害が報告されています.独立行政法人国立健康・栄養研究所のサイトで紹介されています.

◆ 「にんにく卵黄」との因果関係が疑われる薬物性肝障害

・複数の健康食品を摂取していた60歳女性 (日本) が、にんにく、卵黄、サフラワー油などを含む健康食品「にんにく卵黄」を1ヶ月程度摂取したところ (摂取量不明) 、黄疸、全身倦怠感、食欲不振などが生じて医療機関を受診。DLSTにおいて、当該製品のみ陽性、DDW-J2004薬物性肝障害スコアリングにおいてスコア10 (highly suspicious) であったため、当該製品摂取との因果関係が疑われる薬物性肝障害と診断された (肝臓.2012;53(11):748-53).

◆ サプリメント連用中に発症したインスリン自己免疫症候群

・15年前に急性肝炎 (非B型非C型) の既往歴があるが糖尿病加療歴のない70歳女性 (日本) が、約10年前より複数種のサプリメントを服用し、加えて2年前からメチオニンを70 mg/日摂取したところ、動悸・発汗が生じて医療機関を受診。同様の症状は夕食前や深夜に繰り返し生じ、糖質の摂取により軽減していた。空腹時血糖の低値 (32 mg/dL) および血清インスリンの異常高値 (4,660μIU/mL) が認められ、HLAハロタイプはDRB1*0406であった。全てのサプリメントの中止および加療により回復したため、サプリメント連用中に発症したインスリン自己免疫症候群 (IAS) と診断された (市立豊中病院医学雑誌.2012.12.71-4.)


いわゆる健康食品,サプリメントにも気をつけたいです.

谷直樹

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by medical-law | 2013-01-28 02:22 | 医療

良心を枉げて易きにつく者は悔いを千載に残す

「良心を枉げて易きにつく者は悔いを千載に残す」
故池永満先生の座右の銘です。
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論説委員大矢雅弘氏が,朝日新聞2013年1月26日夕刊に,故池永満先生のことを書いています.

「彼は,いまの議論を20年前にすでにしていたことになる」(鈴木利廣氏)

「単に先見性を持つ人は多いが,組織力と実行力という三拍子そろった珍しい人だった」(安東毅氏)

「最先端の問題を,こんなふうにやろうと言いだし,闘うための仕掛けをつくっていく。そこが池永さんの真骨頂だ」(東島浩幸氏)

最先端の困難な問題に正面から向かい切り開いてきた故池永満先生に悔いはないでしょう.

なお,最もめざましい成果をあげたのは,患者の権利オンブズマンの活動と評価されています.
患者の権利オンブズマン東京は,2013年3月9日に総会記念講演会を東京・飯田橋で開きます.
事前申込はコチラから.

谷直樹

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by medical-law | 2013-01-27 22:00 | オンブズマン