弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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英国医師会雑誌(BMJ)に加熱式非燃焼(HNB)タバコの日本での使用実態に関する論文掲載

権威ある英国医師会雑誌(BMJ)に,田渕貴大先生らのHeat-not-burn tobacco product use in Japan: its prevalence, predictors and perceived symptoms from exposure to secondhand heat-not-burn tobacco aerosolが掲載されました.

日本ではテレビによりIQOS普及が引き起こされ,推計約310万人がIQOSを使用している,との報告です(テレビを見た人が10.3%に対し見ない人が2.7%).間接的なHNBタバコエアロゾル曝露により,ほぼ半数以上の人に急性症状が現れたと報告されています.タバコ規制機関と政府は,加熱式非燃焼(heat not burn:HNB)タバコを厳重に監視し,規制する方法を検討する必要があると結論付けています.


谷直樹

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by medical-law | 2018-01-31 14:48 | タバコ

厚生労働省, 「望まない受動喫煙」対策の基本的考え方

厚生労働省が1月30日日「『望まない受動喫煙』対策の基本的考え方」を発表しました.はっきり言って後退です.この後退はきわめて残念です.

これをうけて,東京都知事は,「本日発表された考え方では、これまで示された案と比べ、規制対象となる施設区分を3区分から2区分とするなど、根幹となる部分が大きく変更されており、詳細な内容は法案に盛り込むこととされています。」ということから,この新しい国の方針との整合性を図るため「東京都受動喫煙防止条例(仮称)の提案は、平成30年第1回定例会には行わない」と発表しました.東京都も後退なのでしょうか.
「望まない受動喫煙」対策の基本的考え方に関する知事コメント

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by medical-law | 2018-01-31 08:12 | タバコ

「はじまりは、伊藤若冲」展

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「開館20周年記念展Ⅰ 細見コレクションの江戸絵画 はじまりは、伊藤若冲」展が開かれています.2月25日までです.
混雑することなく,作品を見ることができました.何回見ても飽きません.とくに墨の多様な表現には感動します.

ところで,昨年,赤須孝之氏の「伊藤若冲製動植綵絵研究」が刊行されました.
医師らしいユニークな研究です.
もし赤須孝之氏の立場(宮内庁病院院長事務代理)で宮内庁が所蔵する「動植綵絵」を見ることができるとすれば,うらやましい限りです.


谷直樹

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by medical-law | 2018-01-30 09:19 | 趣味

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」

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「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」は,札幌,東京,京都と巡回しています.混雑する東京を避けて,岡崎の京都国立近代美術館でゆっくり見てきました.閑散ではありませんが,予想以上に空いていました.

ファン・ゴッホ美術館をはじめ多くの美術館,個人の協力を得て傑作を集め,浮世絵などのジャポニスムがファン・ゴッホへ与えた影響と日本人のファン・ゴッホ巡礼に焦点をあてた展覧会です.
約40点のファン・ゴッホ作品と,約50点の日本の作品が展示されています.
個人的には「ファン・ゴッホ展」と命名してほしかったですが,それにしてもよく集めたものです.

《花咲くアーモンドの木》(1888年,ファン・ゴッホ美術館蔵)など,浮世絵の影響がみてとれるものがいくつもあります

次の4作品が日本初公開です.
《夾竹桃と本のある静物》(1888年,メトロポリタン美術館蔵)
《タラスコンの乗合馬車》(1888年,プリンストン大学美術館寄託)
《雪景色》(1888年,個人蔵)
《ポプラ林の中の二人》(1890年,ファン・ゴッホ美術館蔵) 

《サント=マリーの道》 (1888年,個人蔵)

《サント=マリーの海》(1888年,プーシキン美術館蔵)
が展示されています.

《寝室》(1888年,シナティ美術館蔵)はとくに有名ですね.
明るい色の歪んだ空間の遠近法が人を惹き付けます

《麦畑》(1888年,デ・ブール財団蔵),《糸杉の見える花咲く果樹園》(1888年,クレラー=ミュラー美術館)などはいかにもファン・ゴッホです.

3月4日(日)まで開催しています.

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by medical-law | 2018-01-29 01:40 | 趣味

梅田ダンジョンと粉もん

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大阪梅田の地下街(梅田ダンジョン)は,日本最大の迷路です.
私は,今は迷路攻略をあきらめ,JR大阪駅中央口を出たら,ひたすら真っ直ぐ進み,梅田新道交差点で地上に出ることにしています.
その梅田新道交差点にイタリアンの店がありましたので,入りました.
ランチビッフェ45分880円,ドリンクバーを付けても980円という安さです.
青山,麻布あたりのおしゃれなお店のランチの3分の1以下の値段で,倍以上の量が食べられます.
味も負けていません.とくにピザが美味しく,やはり粉もんは関西と思いましたが,この味は記憶があります...
店名を確認すると,やはりピッツァ サルヴァトーレ クオモでした.東京にもお店がありますが,東京では混雑していてなかなか入れません.

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by medical-law | 2018-01-28 08:32 | 日常

京都祇園も雪でした

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京都祇園も雪でした.花見小路も八坂の塔も高台寺も祇園新橋もみんな雪でした.

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by medical-law | 2018-01-27 19:45 | 日常

最高裁判所第二小法廷平成30年1月19日判決(内閣官房報償費の支出に関する不開示決定処分取消等請求事件)

平成30年1月19日日,最高裁判所第二小法廷は,内閣官房報償費(機密費)の支出に関する不開示決定処分取消等請求事件について判決を下し,開示と不開示の線引きを示しました.
小法廷は本来は5名の裁判官で構成されるのですが,人事異動の狭間にあたり,裁判長裁判官山本庸幸氏,裁判官鬼丸かおる氏,裁判官菅野博之氏の3名で判決が下されました.通産省出身で元内閣法制局長官の裁判長裁判官山本庸幸氏の意見が付されています.
代理人弁護士は,あの阪口徳雄先生らです.

判決文はコチラ


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by medical-law | 2018-01-24 21:13 | 司法

静岡県,4月1日から加熱式タバコ,電子タバコも含め庁舎内全面禁煙へ

静岡新聞「静岡県、本庁舎内全面禁煙を発表 「加熱式」や「電子」も対象」(2018年1月23日)は,次のとおり報じました.

「静岡県は22日、4月1日から県庁の本庁舎内(静岡市葵区)を全面禁煙にすると発表した。現在、庁舎内にある10カ所の喫煙所は撤去する。県議会と県警本部も各2カ所の喫煙所を廃止する。
 職員や来庁者の受動喫煙防止、健康保持の観点から屋内禁煙化を進める。喫煙者に向けては屋上など本庁舎の屋外に3カ所の喫煙所を確保する。
 火を使わない新型の「加熱式たばこ」や、味や香りのついた溶液を加熱し蒸気を吸う「電子たばこ」についても、紙巻きたばこと同様に庁舎内の使用を禁じ、屋外の喫煙所を利用するよう呼び掛ける。
 県健康指導課によると、県庁に勤務する知事部局職員の約13%に当たる約320人が喫煙者という。同課の担当者は「喫煙者に対し、引き続き禁煙相談などを通して禁煙を促していく」と話している。」


タバコは,小さな火山です.
他県もみならってほしいです.

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by medical-law | 2018-01-24 07:18 | タバコ

岡崎市民病院,手術方法の説明が不十分で同意なく変更し,術後検査を怠った死亡事案で約2400万円支払

産経新聞「手術後死亡、慰謝料支払い 愛知県岡崎市、医療過誤訴訟で」(2018年1月23日)は,次のとおり報じました. 

「愛知県岡崎市は23日、直腸が肛門から出る「直腸脱」の手術を市民病院で受け、翌日に死亡した同市の60代女性に対し、事前に同意を得ていたのとは別の方法で手術したとして、遺族に慰謝料など約2400万円を支払う方針を明らかにした。

 市によると、女性は平成28年1月、約10センチの直腸脱が見つかり、体外に出た部分を切らずに戻す手術法に同意し、3月に手術を受けた。しかし手術中に出ている部分が約20センチあることが分かり、担当した医師らは機械で切除する方法に変更。その際、来院していた家族らの許可を得なかったという。

 女性は手術後に腹痛を訴え、翌日未明に死亡。死因は腸に空いた穴から便が入ったことによる腹膜炎で、切除部の縫合が不十分だったとみられる。

 記者会見した木村次郎院長は「手術に明らかなミスはなかったが、術後に検査していれば異常に気付いたかもしれない」と述べた。」


上記報道の件は,私が担当したものではありません.
術式変更についての単なる説明義務違反だけではなく,医療行為の内容についても問題があった事案のように思います.

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by medical-law | 2018-01-23 23:23 | 医療事故・医療裁判

群馬大医学部附属病院が遺族説明会開催,遺族会は改革目標や実施状況を評価するも懸念表明

上毛新聞「患者もカルテ閲覧 群馬大病院が新システム」(2018年1月22日)は,次のとおり報じました.

「群馬大医学部附属病院(前橋市)で腹腔(ふくくう)鏡や開腹の手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で、群馬大は22日、患者が自身の診療内容を記録した電子カルテを閲覧できるシステムを新年度導入する方針を明らかにした。医療安全の向上に向け、病院が遺族や患者と定期的に意見交換する場を設ける考えも示した。群馬大は21、22の両日、遺族説明会を開き、問題を改めて謝罪した。

 説明会終了後、田村遵一病院長らが記者会見して表明した。入院中の患者や家族が電子カルテにアクセスできる仕組みの導入は、手術死問題を検証した医療事故調査委員会(事故調)も提言。昨年9月、事故調が改革状況を確認した際は未達成とされていた。

 説明会には2日間で計21遺族31人が出席。平塚浩士学長や田村病院長が直接謝罪した。再発防止策として、群馬大は患者の希望に基づき、インフォームドコンセント(十分な説明と同意)を録音できるなど情報開示を強化する方針を説明した。

 一部遺族でつくる遺族会も22日記者会見し、病院の掲げた改革目標や実施状況を評価。今後、損害賠償の交渉を進めていくとした。一方、「目標が高いのは良いが、本当に実施できるのか」「病院職員の多忙問題が改善されていない」といった懸念も示した。代表の木村豊さん(49)は「病院は目に見える取り組みを進め、今後も説明の場を設けてほしい」と訴えた。」



報道の件は私が担当していません.安東先生,梶浦先生らが担当しています.
改革,解決に至るまで時間がかかるようです.

谷直樹

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by medical-law | 2018-01-23 07:05 | 医療事故・医療裁判