弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

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"Doubt is the origin of wisdom."

"Doubt is the origin of wisdom."(疑いは知の始まりである)

法学・医学を学んだルネ・デカルト氏の言葉です.
疾患を疑わないと必要な検査につながりません.
法律家の仕事は情報を集め信用性を評価することから始まります.
他方,「懐疑はおそらく英知の始めかもしれない。しかし英知の始まるところに芸術は終焉する。」と法学部教授の息子アンドレ・ポール・ギヨーム・ジッド氏は述べています.

谷直樹

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by medical-law | 2019-05-20 12:09 | 医療

『新型タバコの本当のリスク アイコス、グロー、プルーム・テックの科学』

大阪国際がんセンターがん対策センターの田淵貴大氏の『新型タバコの本当のリスク アイコス、グロー、プルーム・テックの科学』が発売になりました.

加熱式タバコ製品が今までのタバコ製品よりも害が少ないと思っている人には,とくにお奨めの一冊です.


谷直樹

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by medical-law | 2019-05-19 22:35 | タバコ

アメリカ連邦裁判所判決 , FDAは「電子タバコ」を規制すべき、

フロントロー「FDAは「電子タバコ」を規制すべき、アメリカ連邦裁判所の判決」(2019年5月16日)は,次のように伝えています.

「電子タバコ」の法整備

 昨年2018年に、米国小児科学会を代表とするいくつかの健康促進団体が、アメリカ食品医薬品局(FDA)を相手に訴訟を起こした裁判で大きな動きがあった。

 この裁判では、とくに10代の若者を中心にアメリカで電子タバコの使用率の急増するなか、法整備が進んでいないことを問題視。食品からタバコや玩具まで消費者が使う多くの商品の法律を管轄するFDAの対応の遅れがこの社会問題の一因を担っているとして、早急な法整備を求めていた。

 そんななか、裁判を担当したアメリカ連邦裁判所の判事は、FDAは法整備に対する責任感に欠けていると明言。電子タバコに関する法律の見直しを早急に進めるよう提言した。FDAが規制に乗り出した場合、世界的に流行している電子タバコの業界に大きな影響が出ると見られている。」


電子タバコは,タバコ以外の何ものでもありません.当然厳しい規制が必要です.


谷直樹

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by medical-law | 2019-05-19 16:09

県総合医療センター,胸部エックス線画像の入れ歯を見逃す(報道)

「81歳女性の入れ歯誤飲見落とす 奈良県総合医療センター」(2019年5月18日)は次のとおり報じました.

 「奈良市の奈良県総合医療センターで3月、発熱の症状を訴えて受診した女性患者(81)が入れ歯を誤飲していたのを男性当直医が見落とし、そのまま帰宅させていたことが17日、同センターへの取材で分かった。受診翌日に女性の家族の指摘で胸部エックス線画像を再確認し、誤飲が判明。内視鏡手術で取り除いた。女性は数日間入院したが、現在は快方に向かっているという。

 県総合医療センターによると、女性は3月26日午後8時ごろ、発熱の症状があり家族と同センターを受診した。当直医は胸部エックス線検査などを行った上で、発熱の治療として点滴の処置を実施。女性はその日のうちに入所している奈良市内の老人ホームに帰された。

 だが、老人ホームの職員が女性の入れ歯がなくなっていることに気づき、翌27日に家族が同センターに連絡。同日午後7時45分ごろに同センターに救急搬送され、手術で胃から入れ歯を取り出した。26日に撮影されたエックス線画像には食道部分に入れ歯らしき影が写っていたが、当直医が見落としたという。

 同センターの村田庄司・特命院長補佐は「患者と家族に大変な苦労と心配をかけてしまった。再発防止に努める」としている。同センターは近く女性と家族に面会して改めて謝罪し、詳しい経緯や再発防止策の説明をする。

女性の家族は「高度医療拠点にあってはならない初歩的なミス。損害賠償請求も検討する」と話した。」


上記報道の件は私が担当したものではありません.
賠償を求めても快方に向かっていることから賠償額は少額になると思います.金額の問題ではなくレントゲン画像を見逃し帰宅させたことが許せないという気持ちの部分が大きいと思います.奈良県総合医療センターが,約2か月間,事故を公表もせず,患者家族に誠実な対応をしてこなかったことが問題です.

谷直樹

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by medical-law | 2019-05-18 13:56 | 医療事故・医療裁判

2019年司法試験予備試験

2019年司法試験予備試験の出願者数は昨年より多いとか.
次の日曜日に司法試験予備試験(短答式)が憲法・行政法,民法・商法・民事訴訟法,刑法・刑事訴訟法及び一般教養科目について実施されます.
2019年の試験日程は次のとおりです.

短答式試験は5月19日(日)実施,6月6日(木)発表
論文式試験は7月14日(日)及び15日(月)実施,10月10日(木)発表
口述試験は10月26日(土)及び27日(日)実施,11月7日(木)発表

谷直樹

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by medical-law | 2019-05-17 19:18 | 司法

日本医療機能評価機構「医療安全情報 No.150病理診断報告書の確認忘れ-上部消化管内視鏡検査-」

日本医療機能評価機構は,医療安全情報で改めて病理診断報告書の確認忘れを取り上げました.

「病理診断報告書の確認忘れ」を医療安全情報No.71(2012年10月)で取り上げました。その後、類似の事例が35件報告されています。そのうち26件は上部消化管内視鏡検査の生検組織診断の事例です(集計期間:2012年9月1日~2019年3月31日)

事 例 1 大腸癌の術前検査のため消化器内科医師は上部消化管内視鏡検査を施行し、生検を行った。外科に転科後に病理診断報告書が作成され、消化器内科医師は結果を確認しなかった。外科医師は、生検が行われていたことを把握していなかった。両診療科間では病理診断報告書の確認や患者への説明について取り決めがなかった。大腸癌の手術から4年後、貧血の精査のため上部消化管内視鏡検査が行われた。その際、4年前の病理診断報告書に胃癌と記載されていることに気付いた。
事 例 2 喉頭癌の患者に重複癌の検査目的で上部消化管内視鏡検査を施行し、生検を行った。病理診断報告書が作成されると、病理検査を依頼した内視鏡検査担当医に通知が出される。しかし、内視鏡検査を依頼した主治医には通知されず、病理診断報告書を確認しなかった。4年後、患者から物が飲み込みにくいという訴えがあり、上部消化管内視鏡検査を行った。検査結果を確認した際、4年前の病理診断報告書に食道癌と記載されていることに気付いた。


http://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_150.pdf

谷直樹

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by medical-law | 2019-05-17 06:43

市立病院,診療所の不祥事

CBニュース「公立病院の不祥事、委員会報告書踏まえ「改革」も - ガバナンス強化とコンプライアンス向上が鍵」(2019年5月15日)は,草加市立病院,秋田市立米沢診療所,小樽市立病院の報告書をとりあげ,再発防止策の重要性を指摘しています.

草加市立病院「腹腔鏡下子宮がん手術及び診療報酬請求に係る検証委員会」の報告を受けて

北秋田市「市立診療所において発生した公金の不正な取扱いに関する報告及び公金等の管理の適正化に関する方針

小樽市立病院「単回使用医療機器の不適切使用に関わる調査結果について」

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by medical-law | 2019-05-16 01:10 | 医療

第4回妊産婦に対する保健・医療体制の在り方に関する検討会

「第4回妊産婦に対する保健・医療体制の在り方に関する検討会」(5月16日)の資料が厚生労働省のサイトに掲載されています.

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04724.html

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by medical-law | 2019-05-16 00:52 | 医療

シンポジウム「医療事故調査制度はどうあるべきか-制度施行後3年の実情から考える-」

5月25日,医療事故情報センター主催のシンポジウム「医療事故調査制度はどうあるべきか-制度施行後3年の実情から考える-」が開催されます.

シンポジスト:
永井裕之さん(患者の視点で医療安全を考える連絡協議会 代表)
木村壯介さん(一般社団法人日本医療安全調査機構 常務理事)
平川俊夫さん(公益社団法人日本医師会 常任理事)
廣井透雄さん(国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院 副院長・医療安全管理部門長)
伊藤進一さん(一般社団法人兵庫県医師会 医療事故調査支援委員)
日時 2019年5月25日(土) 13:00-16:30 (開場 12:45)
場所 ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 10階1001会議室(定員150名)
事前申込不要・入場無料

谷直樹

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by medical-law | 2019-05-16 00:45 | 医療事故・医療裁判

司法試験受験予定者は4466人

今日から司法試験が始まりました.
受験予定者は4466人(速報値)とのことです.
合格者は1500人超なので,3人に1人が合格します.
合格率2%の時代は今は昔となりました.

谷直樹

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by medical-law | 2019-05-15 19:41 | 司法