なはずはありません.
もし,秒速5センチメートルなら,3メートルの木の枝から地上に落ちるまで1分かかることになりますが.いくらなんでもそんなに遅いはずはありません.
新海誠監督は,なぜ幼い篠原明里に「桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル」と言わせたのでしょうか.
「どれほどの速さで生きれば君にまた会えるのか。」
「たった1分がものすごく長く感じられ...時間ははっきりした悪意をもってぼくのうえをゆっくり流れていった。」
このように,随所に時間とスピードに関する台詞がちりばめられています.
秒速5センチメートルは,子どもの時間感覚なのでしょう.
子どもの時間感覚で大人が生きることはとても難しい.
桜の花言葉は,日本では「優れた美人」「精神美」ですが,フランスでは「私を忘れないで」です.
東京の桜は満開です.
谷直樹
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